天窓を設置するメリットとデメリット
天窓のある家に、憧れたことがある方も多いのではないでしょうか。
たくさんのひかりが差し込む暖かい部屋、そんな家に住みたいものですよね。
そんな天窓ですが、どんなメリットとデメリットがあるかご存知ですか?
なんとなく”明るい”というイメージをお持ちの方も多いと思います。
しかしあまり詳しく知る機会は少ないですよね。
そこで今回は、天窓のメリットとデメリットについてご紹介いたします。
まずはメリットについてご紹介いたしますね。
・採光性
天窓のメリットといえば、なんといっても採光性です。
自然の光の明るさは、電気とは違う雰囲気も感じられます。
また、光がある間は電気を付けなくてよいので、その分電気代の節約にもなりますよね。
また、明るさだけでなく、上から降り注ぐ光は綺麗ですよ。
家を建てるときに経済的な理由や住みたい土地の関係で、どうしても光が当たりにくい場所に家を建てたという方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合でも、天窓があれば、光を取り入れることができます。
・通気性
天窓には明るさ以外にも、通気性の良さというメリットもあります。
室内の空気の流れは、一方の窓から入り、もう一方の窓から出ていく、という風になっています。
一方の窓だけ開けていても空気が循環せず、換気にはなりません。
天窓を開閉できるタイプにすると、窓から入ってきた空気が天窓から出ていくという流れを作ることができますよ。
・眺めが良い
綺麗な青空や夜空を眺めたいと、誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
室内で、リラックスして寝転びながら空を眺めてみるのも良いものですよ。
ご家族と一緒に眺めれば、貴重なコミュニケーションの時間になるでしょうし、これからの季節は綺麗な星空を見ることができるでしょう。
続いてデメリットについてご紹介いたします。
・暑さが厳しい
天窓の採光性ゆえに、夏場はとても暑くなります。
室内の温度も上がり、クーラーは必須となるでしょう。
遮熱効果、断熱効果のあるカーテンをつけるなどの工夫が必要になります。
・掃除
天窓も掃除しなければ、汚れていきます。
外からは天窓がよく見えないのでわかりませんが、室内から見たときに汚れが目立つのは避けたいですよね。
やはり掃除する箇所が増えるというのもデメリットと言えます。
掃除をするときは、転倒などの危険に十分注意して行いましょう。
・雨音が気になる
天窓には雨がほぼ垂直に当たります。
そのため、雨音が意外に大きく聞こえることがあります。
常に集中したい部屋や場所には設置しないなど、設置場所を選びましょう。
いかがでしたか?
メリットとデメリットの両方を踏まえて、天窓を設置するか決めてくださいね。