新築物件を見学する時のポイントとは
新しく家を購入しようと思っている方のなかには、中古ではなく、新築の物件を購入しようと考えている方も多いのではないでしょうか。
気に入った新築物件が見つかり、現地見学をする時には、物件の内部はもちろん、他にもチェックすべきポイントがあります。
せっかく新築の物件を購入するのですから、後々買ってよかったと思える物件に出会いたいですよね。
そこで今回は、新築物件を見学する時のポイントについてご紹介します。
まず、物件に行くときの交通手段は、これから使うであろう電車、バス、徒歩で行くことが基本です。
これは、その物件に居住することになった場合の通勤時間や通学時間を正確に把握するためです。
物件広告には最寄り駅などからの所要時間が書いてありますが、信号が多いとか上り坂、渋滞しがちといった交通事情は考慮されていませんから自分の足で確認することが大切です。
普段の生活の足が車になる人は、車で行くのがよいでしょう。
道路の道幅、混み具合、また車庫の大きさなど、実際に生活するものを事前に確かめておくことで、購入後のイメージの相違が少なくなります。
また、物件の見学ではどうしても建物内に目がいってしまいますが、生活エリアとなる物件の周辺の様子も確認しておくことが大切です。
駅やバス停などから物件まで実際に徒歩や交通機関を利用して行ってみれば、敷地の周辺環境の便利性などを確認しておくことができます。
例えば、近くにスーパーがあるか、そのスーパーは何時まで開いているのかなど、些細なことですが、その場所で生活するとなったら、大変重要なポイントとなります。
さらにマンションなどの新築物件や、一戸建ての注文住宅などでは、建築途中の段階で見学させてもらえることもあります。
もし建築途中の段階で見学ができるのであれば、内部の柱など、完成しては見えない部分もしっかりとみておくことがポイントになります。
完成している物件でも、単純な方法ですが、ビー玉などを転がして、床の傾きがないか確認することもできますし、窓の位置がしっかりと採光される場所についているかなどを方位磁石で確認することもできます。
意外にも直感でこの物件は良い、悪いと感じる場合もあると思うので、しっかりと勘も働かせていきましょう。
このように、新居の見た目がきれいなことはもちろん良いことですが、長く住むことを考えると、部屋の基礎となる部分を見ることも大事ですし、生活しやすい環境にその場所があるのかも、重要なポイントの1つです。
家だけでなく、まわりの環境もしっかり確認し、快適な新築物件を購入しましょう。