家を購入する時の諸費用とは?
新築住宅の購入を検討している方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
住宅購入は非常に高額な費用が必要となり、多くの方は住宅ローンを利用することになります。
しかし、住宅ローンだけではまかないきることができない、様々な諸費用が必要となることはあまり知られていません。
住宅を購入するためには、初期費用も多くかかるものなのです。
買ってから、お金が足りないということにならないためにも、
今回は、家を購入するときの諸経費についてご紹介します。
まず、実際、購入の際には物件価格に加え、その1割程度用意することになります。
その内訳としては、住宅取得に対する税金関係や不動産業者への仲介手数料、不動産登記の費用などになります。
税金などの諸費用は一般的に、家の売買価格の4から5パーセント、不動産業者への仲介手数料は3%程度となります。
これだけでおおよそ7〜8%の費用となりますが、住宅ローンなどの手数料も考慮に入れるべきであり、一般的には借入れ額の2%程度が相場となり合わせて1割程度の費用が必要となるわけです。
安い買い物の1割というと、そんなに高くないように感じますが、
家は何千万単位の買い物になります。
1割といえど、無視できない金額なので、しっかり確認しておきましょう。
また、これらが最低限の費用となり、そこから引っ越しの費用や家財道具の費用、保険の費用などが必要となってしまいます。
単身での引っ越しであれば、家族や友人に手伝ってもらい、引っ越し費用を抑えることもできますが、一軒家に引っ越す場合は大きな家具も動かさなければなりません。
ですので、引っ越し屋さんに頼むのが一般的です。
賃貸から一軒家に引っ越すのであれば、家具なども買い足す必要がでてくることでしょう。
家財道具はもちろん後々買い足していってもいいですが、新居に何もない状態というのはどこかさみしい印象をうけます。
事前に家具などもある程度そろえておきましょう。
特に、保険の費用というのは、新しく住宅を持つのであれば、火災保険や、その他住宅になにか欠損が出た時のための保険などにも加入する必要があり、この費用が意外とかさみます。
そのため、こうした費用をしっかり知るには事前に家の見積書だけでなく、諸費用の見積もりもしてもらうことが大切です。
住宅ローンを組める上限は物件価格と同等程度なので、最低限の準備金として物件費用の1割を用意することが購入準備の第一歩といえます。
家を買うときは、事前にしっかりとどれくらいの予算を準備できるのかも考えて、購入するようにしましょう。