外壁の色選び、絶対失敗したくない!~もとの色編~

公開日:2017/03/29(水) 更新日:2017/03/29(水) 住宅情報ブログ

外壁塗装リフォームをしようと思った時、あなたがしなければならないことって何だと思いますか?
いくつか思い浮かんだのではないかと思います。
それではそのなかで一番大事なことって何でしょうか?
 
比較してよい業者を選ぶことももちろん大切です。
同じ家に住む人としっかり相談することも非常に重要となります。
ですが、もっと大切なのが塗料の色選び。

色を選ぶなんて当たり前のことわかっている、選ばなければ始まらないじゃないか、という声が聞こえてきそうです。
しかし、新築ではなくリフォームだからこそ気をつけなければ、思わぬ落とし穴にはまってしまいます。

落とし穴とは一体何なのか、ずばり“もとの色”です。
さて、これだけでは何を言いたいのかさっぱりわからないと思いますので、きちんと説明しようと思います。
 
外壁塗装リフォームで色を選ぶ際に気をつけなければならないことは、もとの色を確認することなのですが、案外みなさん見落としがちです。
リフォームなのですから、今から塗装しようと考えている建物にはすでに色がついています。

それに加えて、外壁塗装リフォームでは外壁の色しか変わらないのです。
つまりサッシなどの外壁でない部分は現在の色のまま残ってしまうため、新たに塗ろうとしている色との組み合わせを考えなければなりません。

その落とし穴を知らない人は自分の塗りたい色だけを考えてしまい、バランスのことを考慮に入れないために失敗してしまうのです。

では、もとのまま色が変わらないサッシなどって具体的にはどのような場所なのかきちんと確認しましょう。
代表的な部分としては、樹脂製の雨戸や玄関のドア、玄関周りのタイルなどです。

これらの色を外壁に合わせて変えようと思った場合、塗装とは別にドアの取り替えやライルを張り替えてもらわなければなりません。
ほかにもアルミサッシや面格子、屋根、雨樋などもあり、こちらは塗り替えが可能ですが、やはり外壁塗装とは別になってしまいます。

その中でも、雨戸と窓枠は数が多いためもっとも目立つ箇所となるので、注意したいポイントです。
特に、上記の部分がブロンズ系の色の場合コーディネートが難しいため、住宅展示会場や近所の住宅などで自宅と同じ色の窓枠を見つけたら、外壁との色の合わせ方を参考にしましょう。


外壁リフォームで気に入った外観にしたいのならば、好みの色を選ぶだけではいけません。
落とし穴に気をつけて、もとの色を生かせるような塗料をチョイスしましょう。

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